明治後期、館祖福間廣太が不還流柔術の元祖、物外大和尚の四世、田辺又衛門に教えを請い、生家の岡山県邑久郡邑久町福元(現瀬戸内市邑久町福元)に不還流柔術の道場として光武館を開設した。
昭和元年(1926年)
福間廣太の長男 福間豊が金光弥一兵衛九段へ入門。
昭和6年(1931年)5月17日
福間豊が講道館柔道の道場として光武館を設立するため瀬戸町にて地上げ
多数の門弟が森末より車力で土砂を運び道場の地固めをし、その後も門下生により作業を継続。
昭和6年(1931年)10月31日
光武館完成。福間豊が初代館長となる。
邑久町の不還流柔術の道場は閉じる。
昭和6年(1931年)11月1日
道場開き。門下生、赤磐警察署長他多数の来賓が出席。
昭和10年(1935年)5月9日
・初代館長 福間豊が、大日本武徳会より『教士』の称号を授与された。
・館旗が制定される。
昭和12年(1937年)7月2日
同志社高等専門学校(現同志社大学)柔道部に所属していた門弟森本正一氏(四段)が、京都武道館で開催された全国高等専門学校柔道選手権大会 (現全日本学生柔道選手権大会)に大将で出場し、全国制覇する。【昭和61年(1986年)11月23日同志社大学90周年記念記載記事より抜粋】
昭和15年(1940年)4月29日
初代館長 福間豊が柔道の功績により、勲七等青色桐葉褒章を受章。
昭和42年(1967年)2月2日
初代館長 福間豊 死去
昭和42年(1967年)2月
初代館長長男 福間武男(六段)が二代目館長に就任する。
昭和42年(1976年)
初代館長五男 福間昌郎(七段)が渡米。
その後、全米選手権大会の中量級に出場し、準優勝する。
ロサンゼルス近郊のノーオク道場(Norwalk Judo Dojo)の師範として、柔道の普及振興に努めている。
昭和49年(1974年)
光武館有志会を設立。
昭和50年(1975年)頃
入門者が無く、道場の閉鎖を検討する。
昭和59年(1984年)4月8日
全日本医師柔道大会50歳後半の部(於:皇居内済寧館)に福間武男が出場し、優勝する。
昭和60年(1985年)
佐伯町立体育館の武道館開きで『柔の形』を奉納
「取」福間武男 「受」福間潔
平成元年(1989年)1月
全日本柔道連盟の登録制度開始に伴い光武館を登録。
平成2年(1990年)1月
館長印授式が行われ三代目館長に福間潔(初代館長六男)が就任し、二代目館長の福間武男は名誉館長に就任する。
平成2年(1990年)
道場改修工事 (屋根の改修 施工:國近工務店)
平成3年(1991年)1月
光武館60周年記念行事開催
祝賀会(於:光武館)を開催し、指導中心者等に功労者記念品を贈呈。
平成3年(1991年)
第5回OHK杯柔道大会 小学生団体戦 初出場
平成4年(1992年)4月29日
第1回瀬戸町春季柔道大会開催(光武館60周年記念行事)
平成6年(1994年)
有志親睦団体「柔友会」発足
平成7年(1995年)8月1日
南カリフォルニア有段者会が派遣する青少年柔道親善派遣団が来岡。
理事として福間昌郎、選手としてエディー福間(昌郎三男)が参加した。
・日米親善試合開催
(岡山県柔道連盟・瀬戸町柔道愛好会主催、於:瀬戸町総合運動公園体育館)
・親善レセプション開催
(瀬戸町体育協会柔道部・光武館主催 於:株式会社キリンビール岡山工場)
平成13年(2001年)3月31日
柔友会解散
平成14年(2002年)3月16日
光武館運営資金捻出のため、大人門下生有志による年間登録制度を開始。
(道場改修工事・光武館80周年記念行事へ贈呈)
平成22年(2010年)2月1日
名誉館長 福間武男 逝去(享年85歳)
平成22年(2010年)9月
道場改修工事 (床の改修 施工:國近工務店)
平成23年(2011年)11月6日
光武館80周年記念行事(式典・祝賀会)開催
(光武館80周年記念行事実行委員会主催 於:光武館)
平成24年(2012年)4月29日
光武館80周年記念行事 第1回光武館柔道大会 開催
(於:瀬戸町総合運動公園体育館)
平成25年(2013年)4月
光武館80周年記念行事 記念誌「光武館80年のあゆみ」発刊
平成29年(2017年)年1月
館長印授式。四代目館長に福間雄一郎が就任し、三代目館長福間潔が名誉館長となる。
平成30年(2018年)11月15日
名誉館長福間潔 逝去(享年70歳)
令和元年(2019年)~2年(2020年)
道場改修工事 (道場南側の改装、屋根・館内の改修、トイレの増設 施工:國近工務店)
道場の一部を改修し、観覧・休憩・トレーニングスペースを設ける。
令和3年(2021年)1月
光武館ホームページ開設
令和3年(2021年)11月
90周年を迎える。新型コロナウイルス感染拡大中のため記念式典は行わず、館内で記念試合を開催。